** 新・コバッチョ日記+++☆写真・アート・本
2ntブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
今年もありがとうございました(m_m)
今年は写真集、あまり買わなかったな。
以前は極小出版社数社から案内が来、
それを全部(*1)買ってましたが
そういったとこが立ち行かなくなったんでしょうね、
案内も来なくなりました。
まあ、売れるような写真集じゃないしw

先日YouTube見てたらその頃に買った写真集の作家
有名になってるんで驚きました。
以下YouTubeです(m_m)
つうか、このYouTube前見てたわ(笑)





カメラ雑誌の審査員にもなっていて
「金村修に叱られたい!」というコーナーまであったwくらいだから
上のYouTubeに出てくる彼の言葉には納得させられますw
特に1番目と3番目。

「カメラいっぱい持ってる(*2)のは商売上のハッタリ」

「(写真撮るのは)反射神経なんですよ。
その場でいろいろ考えてもよく分かんない時もありますからね。
ダメだったら使わなかったらいいんだし」

「ネガ見てる時はいいんですよ、バーっと見てると。
あ、すごい天才だな、みたいな。
で、ベタ焼き見るじゃないですか、
あ、ちょっと天才じゃないかな?みたいなね。
選ぶじゃないですか、
プリントするじゃないですか、
どうかしてるんじゃないかな、みたいな」

「洋服ばかり写すのは、
それは違う人(写真家)がやればいいんだから」(*3)


というわけで、来年もビスケットはビスケットです。
バスケットでもブスケットでもありません。
今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いします(m_m)



(*1)といっても年に数冊w

(*2)彼はプラウベルマキナ6×7しか持ってない。

(*3)初めてのファッション写真に四谷の路地裏を選び、
「モデルさんがほとんど見えないような感じで撮ってるんですが」
と同行の記者に聞かれた時に返した言葉。



ラーメンを撮ろう♪
コメント欄にありました、
コンデジでラーメンをおいしく撮る方法、
およびライトの当て方。
素人でも簡単に・・・
ということですが、
さてさてw

簡単に撮るのなら柔らかな外光が差し込む窓際のテーブルに座り、
窓側に向けてカメラを構えることですね。
前回のラーメン日記の舞台となったS食堂でしたら
入ってカウンターを左にず〜っと行き、
クルッと回ってなお進み、
窓際の小さなテーブルに陣取ります。

窓→ラーメン→カメラ

という位置関係になります。
つまりは逆光気味に撮ることで料理はおいしく見えます。
「テカリ」や立体感がね、順光ではでませんから。
でも、問題はラーメンは汁物。
へたすりゃ汁が光ってしまい何や分からなくなってしまいます。
なので反射が目立たない程度の逆光ということになりますね。

例として今日の昼めしです。
今日は事務所にこもって画像処理してたので
冷凍ラーメンです。

20121125b.jpg
<写真A>

おっとっと、逆光過ぎました。
カメラ位置を左に振りましょう(*1)。

20121125a.jpg
<写真B>

イヤなテカリは消えましたね。
もう少しテカっててもいいとは思いますが
ラーメンが伸びるのでこのくらいで良しとしましょう。
で、このライティングはこんな感じです。
後述してますが丼手前のレフ板は使用してません。

20121125g.jpg
<写真C>

Bの写真はこのアングルで撮ってます。
Aはライトと丼の延長線上。
つまりはこの(写真C)カメラ位置より右ですね。
このように、ほんの少し動くだけでテカリ具合は変わるので
適切な位置を見つけてくださいね。

どこにどう動けばいいか分からない時は小さなころ、
太陽からの反射光を鏡で女の子に当て、
意地悪した時のことを思い出してください。
太陽の光が鏡に入ってくる入射角度と、
その光が鏡から出て女の子に当たる反射角度が一致した時、
可愛いあの子を明るく照らし出しましたよね?
それと同じです。
汁が光って困ったときは、
そういう「一致した」位置関係にならないように
ライトの位置を上げたり下げたり、
右や左に動かしてみてください。

ライティングがすめば次はレフ板の当て方。
丼の内側が白い場合はそれがレフ板の役目をするので
レフ板はなくてもかまいません。
でも、丼の外側は光が当たらず暗くなるのでそこに当てなければなりません。
当てないとこうなります。

20121125e.jpg

別にこれでもいいんですけどねw
まあしかし、当ててみましょう。
レフ板の位置関係はこんな感じ。

20121125f.jpg

写真Bでは丼の右側にだけレフ板を置いてました。
丼の手前にもレフ板を置けばこんな風に写ります。

20121125d.jpg

なんだかのっぺりして丼に表情がないですよね。
こういう場合はもう少し離せばいいんだけど
ラーメンが伸びちゃうのでね、「略」ですw
だから撮る時はダミーの丼を置き、ライティングやレフ板の位置、
カメラ位置も全て整えてから本チャンのラーメンを作るようにしましょう。
それでも前述の「テカリ」の調整やらもろもろ、大変ですw

で、ライトの当て方は分かってもさて、
どんなライト機材を揃えるか、ですね。
僕の場合は「ショボックス」と呼ばれる
クリップオンストロボ専用のバンクボックスを自作しましたが
これはなかなか大変です。
瞬間光なので撮ってみるまでどんなに写るか分からないw
汁が光るかどうかも分からない。結構な経験を必要とします。

それよりも定常光、つまりは常に点灯してる「光」で撮れば
汁のテカリ具合も分かるしレフ板効果も目に見えます。
で、その定常光にもいろいろあるんですが
デジタルと相性のいい「蛍光灯」機材がいいと思います。
部屋の主たる「明かり」も蛍光灯だと思うので、
それらを消す必要もないですしね。

で、ココで売ってます
ラーメン撮るのだったら一番小さい40センチ角ので十分だと思います。
僕のショボックスだって短辺40センチ弱しかないですしね。
で、いくらかかるかと、問題はここですね(笑)

RIFA-F 40×40cm・・・15,750円
蛍光灯・・・・・・・・1.365円
ライトスタンド・・・・8,800円

ライトスタンド、蛍光灯ともSDの推奨品で計算していますが
合計26,000円弱ですね。

次にコンデジですが、
「マクロ」撮影ができるのが望ましいです。
できればレンズは望遠系。
35ミリカメラ換算80ミリくらいが
自然な遠近感描写でいいと思います。
僕が使ってるのは28ミリ相当なので、
見た目に比べ近くは大きく遠くは小さく写ります。
80ミリ相当だとそういうことはないです。

問い合わせはこんなもんかな?
また疑問点とか、そこんんとこ詳しく!
とかがありましたらコメント欄に書き込んで下さい。

まあしかし、いろんな人の食い物ブログ見るけど、
写真がホント綺麗ですよね。
デジタル化のおかげかな?
よく見る不動産屋さんなんて、
アングルからなにから、なかなか上手いです。
その場にある「光」だけで、センスさえあれば素人でも
これだけ撮れるということですから頑張ってくださいね



(*1)
本来ならライトの方を動かすべきなんだけど
待機所スタジオはライトがかっつけで、
上下動及び回転しかできないためカメラ(=自分)が動きますw




お初の豚バララーメン
日記がお留守でしたが、
iPone5をいじってたわけではありません。
仕事が溜まってるもので・・・
毎度のことですがねw

今日の昼飯はS食堂で豚バラ味噌ラーメン(だったかな?)。
それをiPone5とリコーGR3で撮ってみました。
混雑する時間帯はとうに過ぎ、
15時前くらいだったので空いてて、
通された席は6人掛けテーブルのある座敷。
たった一人でそんなとこ座るの気が引けたけど、
写真撮るにはいいですね、広くて(笑)

20121111a2.jpg

上がiPone5・・・
あれ?「o」が抜かってるし「n」と「e」が入れ替わってる
まあいいや(笑)

iPone5の元画像は3264×2448pxで2.05MBです。
ISO80、1/20S、F2.4で撮影されたようです。

対するGR3の方は3648×2736pxで3.31MB。
ISO400、1/25S、F4.5で撮影しました。

なお、どちらもJPGです。

GR3の元画像のほうがサイズが大きく、
縮小率を同じにしないと不公平なんですが
ブログに使った場合どうなのか、を確認したいだけなので
ブログでの標準サイズ長辺600PXで比べてみました。

上の画像は縮小しただけで
色とかコントラストはいじってません。
また、座った位置からパチャっと撮っただけなので、
二つの写る範囲が似通ってるということは
画角がほぼ同じだということですね。
GR3は35ミリ換算28ミリなのでiPone5もそのくらいなのでしょう。
28ミリ好きな私にはいいことですw

画像を自分好みに少しいじってみました。

20121111b2.jpg

いじる前はiPone5大健闘なんですが、
いじってみるとやはりその許容量が違うように感じました。
フィルムでいうところの「抜け」具合は格段の差ですね。
iPone5はこれ以上コントラストつけると
チャーシューの油ギトギト部分が飛んでしまいましたが
GR3にはまだまだ余裕がありました。

でもGR3じゃ電話できないもんね。
メールも来ないし・・・


カメラ2台で撮ったけど、
シャッシャと撮ったので麺も延びていず、
おいしくいただきましたよ





衣替え
朝、早めに待機所に来ると
学生クンとすれ違ったりするんですが、
学生服が多くなってきましたね。

寒くなってきたのでアウター出そうと捜したんだけどなく、
クリーニング屋がまだ持って来てないんかなあと行ってみるに

「あんたが冬まで持ってくるな、言うたやか」

だってw
ま、早く持ってきてもらっても置く場所に困るしね。

「じゃとって帰るわ」

と言ったら

「捜さないかんき今度持って行くわ」

ですと。
なんだかどこかのデリと似てます


で、洋服の衣替えはクリーニング屋さん次第だとして、
今冬は星夜写真を撮ろうと張り切ってるから
それの冬支度もせないかんですね。

というわけでコレを引き出しの奥から探し出してきました。

20121029.jpg

何じゃコレ?状態ですが、
長時間露光時、冬はレンズが曇る恐れがあるので
それを未然に防ぐヒーターです。
先っちょは

20121029b.jpg

基盤がプリントされていて、
これをレンズ先端に巻き付けておくと
通電されてレンズを暖め、
曇るのを防ぐという算段です。

白金カイロなんかでもいいのですが、
今主流の高性能EDレンズなんかだと
温度変化によってレンズが膨張し、
ピント位置がずれる恐れがあるので
あまり温度が高くなるのは向いてません。
なのでこのくらいがベストだと、
売り出したメーカーは謳ってました。

しかし、買ったのはもう25年くらい前。
ハレー彗星が来たときですからねえ。
その後も何度かは使いましたが最近はとんと・・・

そういうわけですーぷるくん、
来る時は単一乾電池4本持参でお願いします。





やっぱりディフューザーは2枚だよね♪
クリエイティブライトのライトボックス、来ましたよ。
なかなかいいです。

20121024.jpg

昔、今も金がないですがもっともっとないころ、
そのころはSDのライトボックスがでてなく、
ライトボックスなんて買おうとしたら
ビックリするほど金がかかってたんですが、
どうしてもライトボックスが欲しくて自作しました。
3ミリ厚くらいの発泡スチロールを三角形(*)に切ったのを4枚作り、
それを張り合わせて上の写真のような形にし、発光面となるところに
トレーシングペーパーを少し間を空けて二重に貼って仕上げ、
これを2灯分作ったのですがこれが抜群に綺麗でした。
SDは残念ながらそれほどでもなく、ただ手軽さだけで使ってました。
で、今回、その自作品を上回る綺麗さです。

遊びに来てた○○ちゃんを試し撮りしたんですが輝いてます(笑)
顔にボカシを入れたんで何や分からんですけどねw

20121024a.jpg

画面左からパコンと1灯入れただけなんだけど、
なんともいえない柔らか〜な光が、
染み入るーーーーっという感じで入ってます。
後は頭の潰れた部分をレフ板でおこしたりするだけでOK。
クリエイティブライトのはディフューザー2枚なんですが、
やはりその効果というのは大きいようです。

もう1灯欲しいな、と思ってる私です





(*)ライトを入れるとこが必要なので正確には「台形」。