** 新・コバッチョ日記+++☆2013年10月
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私は誰のモノ?
先日、最近では珍しく喫茶店でモーニングを食べた。
本棚に目をやると歴史の教科書があった。
歴史と英語はからきしダメだったので
ちょい勉強してみようと手に取った。

明治維新のころから読み始めたのだけど
スゴイことがさらっと書かれていた。

20131030a.jpg

本文10行目と11行目だけど読めるかな?
PCの場合は写真クリックで大きな画像で
見る事ができるんだけど、こう書かれてます。
前後も書きますね。

そこで、新政府の中心となっていた薩摩、長州、土佐、肥前の4藩は、
1869(明治2)年、藩主が願い出てその領土(版)と人民(籍)を天皇に返還し、他の藩もあいついでこの動きに従った(版籍奉還)。

この版籍奉還によって、全国の土地と人民は天皇(公・おおやけ)のものとなったが、軍事と徴税の権限はあいかわらず各藩に残されていた。


そうやったがですねえ。

時代が違えば私らあ天皇の持ち物やったがやなあ・・・
と思って読み進めていくに、天皇の手から離れ
自由になったとの記述がいっこうに出てこない。
こんな重要な事が出て来ない。
新憲法が制定されても出て来ない。
つうことは、いまだに天皇の持ち物なんやろか?私らあ。
戦争になったら、また自爆テロみたいなことをせないかんがやろか?
やだねえ・・・。

20131030c.jpg





コスモスなど -2-
昨日の日記、

コスモスなど
やさしく吹けば
死ねないよ


だけど、
頭から離れなかったのはそれぞれの解説に
違和感があったからだと分かりました。
分かったのはコスモス見に行く道中。

初め、この句を聞いた時に思ったのは
作者は死のうとしてるけど
本当は死にたくなんてないんだ。
だから

みんな私にやさしくしてよ。
だったら死ぬなんてこと考えないから。

ということを歌ってるんだな?
と思ったんだけど、TVの解説者やネットでの解説が
昨日書いたような解釈なもんだから
自分が最初に思った事をすっかり忘れ、
忘れたけど心底にはあるのでなんだか納得せず、
違和感を感じていたのでした。

20131026a.jpg

20131026c.jpg










コスモスなど・・・


明日空が晴れてたら
コスモス撮りに外に出よぅ♪


コスモスなど
やさしく吹けば
死ねないよ


鈴木しづ子さんという方の俳句だそうで、
けっこう有名な方のようなんだけど
先日初めて知りました。

作者は死にたくて、でも、
みんな優しくしてくれるので
死ねないじゃないか。

ということを歌ってるのかな?
難しくて僕にはよく分かりません。
なので関連するサイトを見て回りました。

恋人だった黒人米兵が戦死したという知らせを受けてのもの」
だと書いてるのもあるし、いやいやその黒人兵は生きていて、
薬に冒されアメリカに帰ったと書いてるのもある。
母国テキサスで死んだって書いてるサイトもある
どれが本当なのか分かんないし、
解説も難しいのでよく分からないままですw
つうか、解説してる方自身よく分かってないみたいで・・・
なにせ「謎の俳人」とよばれてたらしいから。
けど、とにかく、恋人と別れ、
失意のどん底にいた状態で書かれたものなのだろう。

よく分からんけど気になって頭から離れんので
コスモスでも見て来ようと思います。

ちなみにコスモスの花言葉、一般的には
ーー乙女の真心・純真ーー
だそうですが、色によって色々あるようです。




たわいのない時間、のどかな景色
肝心の携帯電話はたった一度、数秒しか出て来ませんが
タイの携帯会社のCMだそうです。
かなり重いので、映像がスムーズでない方は
一度通して見たあと、
「もう一度見る」で見たらいいと思います。



言葉は分かりませんが、
何言ってるかは映像でそれとなく分かりますよね。

こんなん見たらミキ丼明日は出て来れないな。
目が腫れちゃってるからね(笑)
てか、生理で良かったねw

そのミキ丼が嵌ってしまった漫画がコレ。

62歳の漫画家が描く、
認知症の母との可笑しくも切ない日々
「ペコロスの 母に会いに行く」
(帯文)です。

20131010a.jpg

「少しずつ忘れていく母」との日常を、
オモシロおかしく淡々と描き留めた漫画です。

感動のあまり自分でも買ってしまったミキ丼に、
どれが一番好き?と聞きますに


いかん。
何回も何回もペコロス見たきか、パッと見ただけでも泣けるようになってしもうた(笑)

とくに好きなシーンこんだけあるちや(笑)

困った(笑)

・エンドレスシアター秋(8〜9)
・ハゲ頭活用法(24〜25)
・母の目の青い小箱(26〜27)
・縫う母(32〜33)
・受話器(39〜44)
・ラブレター(58)
・命がすれ違う(62〜63)
・ひと回り(64〜65)
・歳月の嵐(72〜74)
・遠い日のひだまり、の中から(80〜83)
・寄り添う人(108〜109)
・詫びる人(110〜111)

こんなにあるけど、これでも選ぶの苦労したちや(笑)

これはぜーんぶ通して読むことで、よけいグッとするもんがあるきねぇ

みつえさんの髪型の変化で、なんか歳月を感じてジーンとする


という答えが返ってきました。
多すぎるので却下です(笑)
で、私のイチオシは

20131010b.jpg

タイトルは「爪を切る」。
ミキ丼とは重なってないんですが
杏里ちゃんからもらったこの本とは微妙にかぶってます。

20131010c.jpg


このたわいのない時間、
のどかな景色の全てが

どれだけ大切で
いとおしいものか

どれだけもろいものか

3.11以降ずっと考えている

- ペコロスの母に会いに行く - より



前回の日記タイトル「パターン」は、
説明加える必要もないでしょうけど
パターン化された云々のパターンではなく、
板塀とかが静かに倒れるさいに使う「パターン」です。




パターン
松本人志監督の「R100」が滑ってるようで、
でも本人はかなりの強気のようですね。

「いつも映画を撮るときは、観ている人をびっくりさせてやろうって考えています。この映画は、Mが突き詰められてSと交わると、Mは最終的にどうなるのか?ということを結構考えました。その意味では、トロント(国際映画祭)で上映されたとき、お客さんがかなり受けていたんだけれど、ラストシーンでは口をポカーンってあけていた。『やった、ざまあみろ』って思いましたよ」

などと、初日舞台挨拶で語ってるようです。
どんなラストシーンなんでしょうかねえ。

衝撃的というか、あっと驚いたラストシーンといえば
寺山修司の「田園に死す」を思い出すんですが、
これを超えてるのかな?


田園に死す5-5

以下、全編。


田園に死す5-1



田園に死す5-2



田園に死す5-3



田園に死す5-4