** 新・コバッチョ日記+++☆2007年08月
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等身大がいいです
お久しぶりです・・・

山口小夜子さんがなくなったんですね。
1970年代、私のあこがれの的でした。
「お目覚めいかが?」だったかなあ?
そういったキャッチコピーを添えられたポスターが私の部屋には飾られてました。
近所の資生堂のお店でもらってきたんですけどね。
実は、当時の僕の彼女は、山口小夜子さんに良く似た雰囲気の子だったんですよ。
関係ないけど・・・。

山口小夜子さんを検索し、いろいろ読んでたらふと、
杉山登志さんを思い出しました。

リッチでないのに リッチな世界などわかりません
ハッピーでないのに ハッピーな世界などえがけません
夢がないのに 夢をうることなどは……とても
嘘をついてもばれるものです

という遺書を残し、1973年に自殺したCMディレクターです。

ビスケットは高級感に欠ける、と指摘してくださる方もおいでます。
もっとキレイな服を着せて撮ったらどう?とかも言われます。
でも、背伸びをして写真を撮ったり大げさな紹介文を書いたりするのは好きではありません。
「等身大」がいいのです。

山口小夜子さんは、モデルといえば欧米人だった当時、髪を茶色に染めろと言われても自分には似合わないと、黒髪を通しきった方です。それがやがては世界のSAYOKOになっていくのですから皮肉といえば皮肉です。

ウソをついたり、背伸びをしてもバレるのです。
Biscuitは「背伸び」のない店でありたいと思ってます。

嵐の夜の思い出より
颱風はどうでしたか?
昨日はあんなに忙しかったのに今日はヒマ~でした。
颱風のせいにしときましょう(笑)

最近買ったCDの中で良かったのはドアーズの40周年記念ミックスというベスト盤。
「レコーディング当時の音が遂に明かされる」というコピーと、
ジ・エンドが「地獄の黙示録バージョン」というのにひかれて買いました。

以前のレコードと音が違うんかいと、半信半疑で帰りの車で聴きましたが
確かに違う。

ドアーズを聴いてると音に酔いしれ陶酔してしまい、
気がつけばボ~っと聴き入ってることが多かったんですよね。
つまり、何もする気がしなくなる退廃的音楽です(笑)
だから僕の場合BGMにはなりえず、
ドライビングミュージックにはそぐわないんだけど
この盤はそれがいっそう顕著なようです。
頭の中がふあ~っとしててかなりやばかったです^^;

なぜ今日ドアーズかといいますと
ドアーズの映画が高知で1日だけ映じられた時も今日みたく嵐の夜だったんです。

外は嵐、映画の中の曲は「Riders On The Storm」。
雷の音を効果的に使った曲です。
画面には雷の鳴る嵐の夜、夜這いに行くモリソンの姿が・・・
映像と音とのマッティングがナイスです。

音に酔いしれ画面を食い入るように見てたこの時、いきなり真っ暗に。
映写ランプが切れたらしい。
オイ~ッと、白ける観客。
しかも困ったことにランプの予備がなく、
映写してる技師の会社かどこかに取りに行ったため
1時間くらい待たされる羽目になった私たち。
それでも誰も帰ろうともしない。

ランプを交換し、これから再開という時に
「白けたき最初からやり直せ!」という声が観客席から飛ぶ。
「そうやそうや」と便乗する私と友人二人。
もちろん他の観客も便乗。
映写技師も要求を受け入れざるを得ない状態に。
結局もう一度最初から見れるというオマケまでつきました。

実~は、
オマケがもう一つありまして、
別れたばかりの彼女も見に来てて、焼けぼっくいに火がついてしまったんです。
メデタシメデタシ。