** 新・コバッチョ日記+++☆写真・アート・本
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月の写真も楽しいもんです♪
リモートコード来まして、
高いだけあってなかなかいいです。
さっそく使ってみました。

8603a.jpg


相も変わらずのおっ月さんですが、
でも、実際はこんな感じで写ってます。

8603.jpg


周辺部が明るいですね。
中にいくにしたがってちょうどの明るさになってます。
なので①の写真は、②の写真と
露出を少し落とした写真とを合成してます。

露出を変えて2枚シャッターを切ればいいんだけど
それでは当然画面内の月の位置が変わり合成が難しくなるため、
実際は「RAW」データという未現像データで撮影し、
現像時の処理を変え、欠け際に明るさを合わせたのと
周辺部に合わせたの2つを作り、それを合成させてます。

8603g.jpg

Bの上にAを重ね(*)、Aの左側、つまりは欠け際の辺りを
消しゴムツールで消していきます。
こんな感じ。

8603.png

実際は左側のモワモワ〜っとなったとこは
透明になってるんですけどね。

ま、被い焼きとか焼き込み処理でもできるんですが、
今はこんな感じで仕上げてます。

早くローパスレスのカメラが欲しいです。
誰か買ってくれないかなあ・・・w



(*)Aの写真は明るい部分に明るさを合わせたため暗い部分、
つまり「欠け際」部分は露出アンダーになってます。
Bはその逆です。




おっ月さんキレエ
20121020c.jpg

今日18時前の月です。
カメラを外に持ち出し、まだ落ち着かないうちに
撮ったので少しブレてます。
月齢は4.9くらい。
これを撮った直後、雲に覆われてしまいました。
時間をずらせばまた撮れたかもしれませんが
待機所からは見えなくなります。
そこまでして撮らなくていいですw

月が青いのはホワイトバランス設定が
前回カメラ使用時の「電球」マークのままだったから。
すぐに直したんだけど前述のようにもうオ・ワ・リですw

しかし600ミリでチョチョイと撮れる時代。
フィルムの頃は天体望遠鏡に取り付け、
一生懸命ピントを合わせて撮っても
こんなに綺麗に撮れませんでしたw
2000ミリちょい下くらいで撮ってたんだけど
ピント合わせるのが難しいんですよねえ。
ISOも100だし望遠鏡のF値も暗い。
したがってシャッタースピードも遅いので
ブレてるのやらピンぼけなのやらどっちだろ?
って感じで失敗作ばかり(笑)
いま使ってるレンズはAFではないけど
カメラ側にフォーカスエイド機能があるので
ピントが合えば教えてくれます。
なのでそれに頼ってます



月とか太陽はレンズの焦点距離の1/100の大きさで写るので、
フィルム及び撮像素子上には600ミリだと6ミリ、
2000ミリだと20ミリの像を結びます。
35ミリサイズのフィルムは24×36ミリの大きさなので
600ミリだと短辺の1/4の大きさにしかならず
ホント、ちっこくしか写りません。
なのでトリミングしてます。




青春のバイブル・・・性春、かも?
漫画家ではジョージ秋山とかが好きなんですけど、
もちろん全部読んでるわけではありません。
つうか、限られた作品しか読んでないと思います。
その中でも20歳ころ読んだ「日本列島蝦蟇蛙」って作品
が特に印象に残ってます。

印象に残ってるといってもはっきりと
覚えてるのは主人公の名前「聖」。
他は例によってうっすらとだけで、
タイトルも怪しいもんですが、
検索して確認したけど多分合ってます。
で、どんな物語かといいますと・・・

「愛」と「欲望」のはざまで揺れる若い二人のピュアな魂。
だが、ピュアゆえに人はわがままにも残酷にもなれる…。
…切なくて、哀しくて、危うい戦慄の同棲物語!!


なんです。
当時「同棲」にあこがれてたからね(笑)

そのジョージ秋山の代表作はなんといってもこれでしょう。

20120929b.jpg

ビッグコミックオリジナルに今も連載中の「浮浪雲」。

浮浪雲の今週号は、ある大店を一代で築いた主人が、
後を任す息子直次郎に遺言を託し死んでいくストーリー

20120929a.jpg

直次郎、奉公人達を
路頭に迷わすことの
ないようにな・・・

三河屋と共に
生きてるんだからな。


死ぬ間際まで奉公人達の心配をし、
今ひとつ頼りにならない息子に釘を刺す主。
父の思いが通じたのかその一言で目が覚める直次郎・・・
と、話は進みます。

翻って今の日本の経営者、
簡単に従業員の首を切りすぎじゃないですか?
いやいや切ってるのは従業員の首じゃなく
派遣社員の首だって?同じでしょ。
首を切られた者たちは間違いなく路頭に迷います。
「愛」も「責任感」もない経営者が多すぎますね。

正社員の解雇についてきわめて厳しい規制がかかっている日本。
それを緩和して解雇がしやすいようにしようとする日本維新の会。
なぜ人気があるのかさっぱりわかりません

というわけで「日本列島蝦蟇蛙」、青春のバイブルとして
大事に本棚に飾ってあったんですが浸水で
浸かってしまい今はありません。
でもまた読みたくなったので買っちゃいました。
新品はなく中古です。

20120929c.jpg





写真展、行きたいな♪
りこべから、突然(*)

繰上和美ってしっちゅう?

ていうメールが来、写真が添付されてました。

20120928a.jpg

知っちゅうもなにも、憧れですがな、若いころの。
写真は上手いし顔、渋いし。
つうか、漢字、違ってます。
繰上じゃなく「操上」。

東京都写真美術館で「機械の眼」という写真展をしてて、
それに行ってたらレセプションで操上さんが登壇したようです。

写真展は美術館コレクションの展示で、
操上和美の写真は明日からだけど
今日は森山大道があり

大道さん良かったわ

とも報告してくれました。

僕が森山大道ファンだということをちゃんと覚えてくれてることはもちろんだけど、写真展にも精力的に足を延ばし、いろんなものを吸収しようとするその姿勢が嬉しいですね。自分の目標がかなうかどうか、それは実力だけではどうしようもないこともあるけれど、身につけた「感性」は年をとっても決して干涸びることはないので、多いに磨いたらいいと思います。その方が貧乏してても人生豊かで楽しいからね

20120928b.jpg



(*)予告あるメールってのはないだろうけどw




ミロ展に行きました
今日は杏里ちゃんがお休みになり、
天気も良かったのでミロ展に行ってきましたよ。
入った時は殆んど貸切状態。
帰る時も数人しかいなかった。
シャガール展との宣伝力の差かな?

で、見た感想としてはあんまり良くなかったね(笑)
だってね、同じようなのばかりで途中で飽きちゃったんだよ。
シャガールおじさんの方がいろんな発見があって面白かったな。

今回のミロ展で一番良かったのはデリエール・ル・ミロワール誌87・88・89号に
掲載されたと説明されたものの中で、一番最後に飾られてたヤツ。

20120919.jpg

岡本太郎さんの「太陽の塔」製作に影響を与えたらしいです。
僕はイエローサブマリンをイメージしましたけどね(笑)

他に、ミロを撮った写真も素晴らしく良かったです。
ミロが刷り上がりを見てる写真なんか、
カメラマンのすぐ後ろで僕も一緒に見てるような錯覚を覚えました。
シャガール常設展にも写真が飾られてましたがその写真も良かった。
シャガールおじさんの縮れた髪や首筋が逆光で飛んでて、
某先生には不評でしょうがそんなものはモノともせずに良かった。
トーンを出すだけが写真じゃないよなぁと改めて思いましたよ、M浦くん(笑)

じゃあ何がそんなに感動させるのかというと、空気ですね。
その場の空気感。
その場の空気を共有できるかどうかが感動の分かれ目だと思ってます。

ミロ展に行ったんだけど、写真の方に感じた今日でした。
やっぱりフィルムはいいよ♪