** 新・コバッチョ日記+++☆写真・アート・本
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うふふふふ・・・・
来るよ、もうすぐ来るよ
タイフー・・・

でなくて、Dfがやってくるそうです。
でかした!糸巻きクン!
消費増税前に間に合った。

で、ニコンの担当さんがいうには

「あのカメラにプロスト(プロストラップ)は似合いませんよ」

うううううん。
ま、そうだろうねえってことで、
Dfオリジナルのストラップを付けてもらうことにしました。
Dfの設計責任者の後藤さんの話では、
ターゲットを設定するに、

スポーツカメラマンをユーザーから外した

そうだから、
設計思想的にもプロストは「想定外」だろう。

20140314.jpg

以前、100円ショップで、左肩にDfを下げている
若い男性を見かけましたが、なんかいい感じでした。
存在を主張しないカメラ、それがDfですね。




おめでとうM浦くんw
真央ちゃんの場合は、メダルに期待がかかっていただけに
勝手にヒートアップしちゃって「なんや〜」とか
なってるお方も多いとは思いますが、
反対に、そんなに期待してなかったけど
好成績収めた方もおいでます。

いや、おりんぴこやないです。
僕の回りでのことです。

実は昨年、あるコンテストに、

いくら出しても佳作しかとれず、
今度は是非入賞したいから写真見てくれ

とベタ焼きをぎょうさん持ってきた写真仲間がいまして、
え?そうです。ベタ焼きです。
つうことは「フィルム」ですね。しかもモノクロ。
たいちゃな「時代遅れ」です(笑)

で、見まして、何枚か赤丸印を付け、

「ちゃんと焼いてね」

と激励し出品とあいなったわけですが
なんと、このたび「準特選」だったそうです。
まことにメデタイ。
オレのおかげ?w

僕自身はコンテストとかにもまったく興味がないんだけど、
知人がもらうのはやはり嬉しいですよね。
真央ちゃんは知人じゃないけど
6位より金メダルの方が嬉しいです。
なぜなら可愛いからw
でも真央ちゃんなりに頑張ったから
6位でも良かったな、と思います。

話は真央ちゃんに転びましたが元に戻しまして、
しかーしです。

僕が選んだ写真は引き伸ばしてみると
殆んどがピンぼけもしくは手振れだったようで、
しかも「準特選」をとった写真が現段階ではタイトルしか分からず、
何枚か出してるので自分が選んだ写真なのか僕が見立てた写真なのか
まだ分からないそうなんですよ。
つうことは「オレのおかげ」の可能性は低い?(笑)

そのくらい分からないくらいの力の入れようだから
いつまでも「佳作」止まりなんだぜ、
という茶々は入れないであげて下さい、ここ見てますのでw

とりあえず「おめでとう」とメールしときました。





想い出のカメラ
カメラをお願いしている糸巻きクンによりますと、
ニコンからDfの件で連絡があったようです。

消費税が上がるまでに入ることは100%ない、と

3%違えば7000円くらい違います。
えらく違います。

そんなことより代替に何を出そうか悩んでいます。
一応D2Hとは言ってあるんですが、
使ってないとはいえ想い出深いカメラだしなあ・・・

カメラはいろいろ使ってきたけれど、
愛着のわくカメラとそうでないカメラとがありますね。
フィルムカメラではF2。
なにせ初恋の人みたいなもんですから
無茶苦茶想い入れがあります。

D2Hははるばる北海道からやって来たカメラで、
遠距離恋愛の末結ばれたみたいなものかな?(笑)
デザイン面では今まで使ってきた、
あるいは現在も使ってるデジイチの中では
一番気に入ってます。
しかしなにせ400万画素。
暗いとこにも弱いし、どうしたもんか・・・










あぁ青春
今日は東の方でお仕事があったので
久しぶりにヴィレッジヴァンガードに行ってきました。

20140128a.jpg

「イチキュウナナニ・セイシュン・グンカンジマ」と
「くらげのくに」という写真集を買いました。

軍艦島の右に写ってるのは
その後ドリームで買った「ロットボタン」。
先日買ったドンケのカメラバッグを
自分好みに改良するためのものです。

軍艦島も、くらげの写真集もいいですねえ。
特に軍艦島。
いま「廃墟ブーム」で人気のようですが、
廃坑間近の島とはいえ人々の生活が写ってる。
どれもこれもいい写真です。
本人もこう書いてます。

最近、軍艦島の廃墟写真をときどき見かける。私は生きていた島の記録を見てもらいたいと思った。私的な写真だし、炭鉱の島なのに採掘している坑夫の人たちもでてこない。閉山の一年前に、ひょんなことから紛れ込んだ、青春軍艦島の記録です。


そしてあとがき

暗室に入ると26歳の私になる。一枚一枚焼くごとに、その時の状況が目の前に立ち上がってくる。暗室作業が終わって外にでると現実の世界が、つぎの日また暗室に入ると若い自分に、幾日もそのくりかえし。過去と現在を自由に往き来する、不思議で、楽しい作業だった。


M浦くん、「買い」だよw


「くらげのくに」は綺麗で神秘的な写真集です。
見てて癒されます。
でも、なんで綺麗な写真の表紙に無粋な
宣伝シール(写真で丸いピンク)なんて貼るんだろ?
綺麗に剥がれるなら剥ぐけど、どうなるか分からないしね。
最初の方のページにこんなん書いてました。

20140128b.jpg

写真が光ってるとこがありますがクラゲではありません。
天井の蛍光灯が写り込んでいるのです。

ものを多くもつことが、
豊かであること、
すぐれていることを意味しない。
クラゲの仲間は、10億年前
太古の海に誕生して以来、
脳も心臓ももつことなく
生きつづけてきた。


クラゲは脳も心臓もないのか。
スゴイな。
それに比べ僕は、Dfがぁ〜なんて言っちゃうし
昔読んだ暉峻淑子さんの「豊かさとは何か」
を思い出しちゃった。

20140128c.jpg









電話はやがて番号通知へと変わった
ちょっと、ある人に勧められたので
Amazonで買って、こんな本読んでました。

20140126.jpg

すっごく良かったです。
文章もテンポがあって読みやすく、
一晩で読んじゃいました。
お勧めです。

読書感想文というのは小さい頃から苦手なので
Amazonnからパクりますw

事件が知られていないのも道理で、
この5件の事件を同一犯による連続事件と推測したのは清水氏が初めて、
実はそもそも、一件は冤罪事件であり、その冤罪が晴れて初めて
闇から姿を現したのがこの大事件なのですから……。
しかも、その冤罪事件こそ、あの「足利事件」!
戦後6件目の再審無罪ということで大々的な報道がなされたのは
記憶に新しいところです。
その端緒を作っていたのが清水記者だったというのは、本当に驚きでした。
なんなのでしょうか。このスケールの大きさは。
そして同時に起動される、新たな取材対象……すなわち、「真犯人」。
執念の取材とはこのことか、と痛感しました。
こんな記者、いったい何人この世にいるんでしょう。すごい。



テレビで放映されたそうですが、
見てないけど清水さんって素晴らしい記者ですね。
「弱者に寄り添う政治」とか、
口先だけの候補者も多い中、
被害者家族に寄り添うとはどういうことなのか、
考えさせられるノンフィクションでした。


一番感動した部分は以下です。
やっと探し当てた足利事件の被害者家族(松田さん)の知人に、
(松田さんへの)手紙の転送をお願いしていたところ、
その松田さんから電話がかかってくるんですが、
電話に出るなり一気にこう言われます。

「迷惑ですので、二度と手紙も出さないで下さい。
取材など受けるつもりはありません。
それを伝えたくてご連絡しただけです・・・
今さらなんですか・・・」



にべもないとはこのこと。
しかし・・・

その日から松田さんは何度か私に電話をくれた。
電話はやがて番号通知へと変わった。
そしてついにはお目にかかれるようになった。



赤字部分です。