** 新・コバッチョ日記+++☆写真・アート・本
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せめて日の丸並みに・・・
あのおっ月さん、いや太陽はどんなレンズで撮ったんだ?
って聞かれるので、コレです。

20120523b.jpg

ニコンの300mmF2.8ってレンズに、焦点距離を2倍にするレンズを組み合わせてます。ですから600mmF5.6ってことになります。ってことはセンサーには6mmの太陽像を結びます。使ったカメラがD200というAPSサイズのセンサー付きカメラですからそのサイズは15.4×23.1ミリ。短辺のだいたい1/4の大きさの直径太陽ですね。

日の丸の旗の赤丸は短辺の3/5なのでそれより半分以上も小さいことになります。太陽を迫力あるデカさで撮ろうとなるとせめて日の丸の旗くらいの比率になるレンズが欲しいですね。24×3/5×100で、必要な焦点距離は1440ミリになります。レンズが高くなった今、無理ですねw

で、このレンズは光路の途中に「フィルター」が入る設計になっていて、日食の撮影ではフジのND1.5を入れて撮影しました。5絞分減光します。曇ってたから良かったようなものの、やはり専用のNDフィルターが必要ですね。日食撮影もけっこう楽しかったので次にそなえて買っておこうかなって思ってます。



なお、日の丸の旗の縦横比率と、35mmカメラのそれは同じで2:3です。



天神に、神はいないのか・・・
もちろん後で知ったんだけど、県下ほか各地の友達は殆ど見られたようで、中でも腹立たしいのは一瞬だけど「港」でもOKだったとのこと。しかもその一瞬がクライマックスときてる。僕らの一瞬はピークをとうに過ぎた30分後。そりゃ港の方がね、車も止められるし写真撮るには有利なことは分かってたんだけど「天神」にこだわったんだよね。なにしろ「天神」は僕らの聖地だし、神様もいるんだからね。

20101110b.jpg
↑天神の「神様」

その神様がすぐ近くの港をねえ、優遇するなんてとても信じられない。ひょっとしてその一瞬、僕たちはとんでもない方向を見てたのかもしれないけど(なにせ太陽の姿を一瞬たりとも拝んでないからどこに位置するのか正確にはみな分かっていない)、天神橋に集まってた人たちみんなが気づかなかったなんてことは考えられないよね。ピーク時には20人は超えてたと思うからね。

ピーク時を境に人の数は減り、8時過ぎに雲間から一瞬出した顔は左下顔面陥没してました。つまりはもう「終わり」だぞってこと。あ~あ、ですよ。でもね、最後まで残った3人の中にすっごく可愛い子がいて、僕が「あそこに見えたよ」と顔出しした太陽を指さすとすごく感謝された。新聞記者にも「カメラマンの方が教えて下さったので見ることできました」なんて言ってくれるんですよ。僕にもね「おかげで仕事の疲れも吹き飛びました。ありがとうございます」なんて丁寧に頭を下げるんですよ。可愛いでしょ?(笑)別に僕が教えなくったって空見てりゃそのうち分かっただろうにね。金環日食は見られなかったけど、天神に来たおかげで彼女と話せたんだから、天神に「神」はいるのかもしれない。日食よりやっぱり「女の子」がいいからね、僕は。

夕方、国分川近辺で撮ると言ってた後輩に電話すると港で撮ったそうで、その時ピーク時に港で一瞬見れたことを知るんだけど、どんな程度に見れたのかやっぱ早く知りたいわけですよ。で、「オレはブログにアップしたけどもうしたのか?」と問うに「した」とのこと。で、僕のブログアップは9時ころのヤツか執拗に聞くので「そうだよ」と答えると、なんだか口調が突然勝ち誇ったようになりやがって自信満々。さぞいいのが撮れてるのかと思いブログを開くと、なんだ「太陽の前に丸い黒い雲が被さってるような写真」じゃないの。お月様なのか雲なのか判然としない。「そんな勝ち誇るような写真(*1)じゃないやいか」と言うと「そんなんしか撮れませんでした。ほんの一瞬の出来事。フィルターもいらないし」なんだって。まぁ、あれだね、いろいろと見たけどやっぱ天気が悪いと「リング」の写真はあんまりいいのないね。丸い蛍光灯撮って周囲を黒く焼きこんだらできるわって感じ曇り空で軟調だから、ある程度のコントラストが欲しいよね。今後のため、良き勉強になりました。

で、リングにはなってないけど天神橋からはこんな写真になりました。

20120521z2.jpg

露出を変えた2枚の合成です。
ベルもちゃんと入ってます



(*1)別に勝ち誇ってたわけでもないだろうけどね。そんな性格でもないしw彼にしては珍しく「ウッフッフ~・・・」って感じで話してたから面白半分そう言ってみた。




あ~あ
残念でした・・・

20120521a.jpg

月蝕みたいだけどw


雨々降れ降れもっと降れ。明日を晴れにしておくれ♪
Yahoo!Japanの天気予報によると、
明日6時から晴れるようですね。
さすが「ヤッホー!」と呼ばれるサイトです。
山行っても天気がよくないとヤッホーとは叫べません。
早起きして頑張ってみましょう。

で、いろはちゃん撮影時と同様企画、
目指せ「こんな写真」です。

20120520w2.jpg

別に月夜でもいいねw
携帯の方はわからないかもしれませんが
お日様、ちゃんとリング状にしました
こんなんしてたらデジタルも楽しいです



月曜日は曇・・・
ここ数日、早起きして金環蝕の撮影場所を
どこにするかロケハンしてたんだけど、
当日の天気、やばそうですね。
やっぱロケハンなんてするべきやないなあ・・・w
参考→コチラこちら

日の出後2時間半、
30数度の高度はけっこう高いです。
シンボリックな高い建物の少ない(つうか、ないw)高知では
建造物と絡めて風景の一部として撮るのもなかなか大変です。
かといって月に食われたお日様そのものを撮っても
天体写真家にかなうわけないので
3分という貴重な時間は有効に使いたい。
ラーメンできるの待ってる3分は長いけど、
天体ショーではあっという間だろうからね。

20120519w.jpg

レンズキャップ買いにキタムラカメラに行くと
売ってたので買ってみました。
ビクセン製で980円。
ビクセンは光学機器メーカーで、
たま~にですが性能のいい反射望遠鏡や赤道儀を出してき、
しかも比較的安いので好きなメーカーなんですよね。
なので何種類かありましたがビクセン製にしました。

展示品があったのでそれを手に取り目に当て、
天井の蛍光灯を見たけど当然何も見えませんw
でも、見えるのもあるんだってねえ・・・
おっそろしぃ~。

日食グラスが安全かどうかのテストは
いろいろと紹介されてて

テレビの赤外線リモコンをグラス越しに見、見えたらダメ

てのがあるんだけど安全「テスト」にはどうかな?
って思っちゃいます。

赤外線は人間には見えないので、携帯やデジカメで撮ったり
モニターを通して確認するわけですが、
リモコンやデジカメが壊れてても「見え」ませんね。
「見えたら」OKという確認の方法はいいと思いますが
「見えなかったら」OKというのは事故の元だと思うんですけどねぇ。
僕達が子供の頃はススをくっつけたガラスや
濃い下敷き(*)なんかで見てたのに、
「安全安全」と万が一を考慮し過敏に反応するのであれば
「見えなかったら」OKは万に一つの事故は防げないでしょ。


なお、写真はGRデジタルのレンズに日食グラスをくっつけて、
グラス越しに撮った太陽の写真を
日食グラス画像の中にはめ込んだ合成です。
左右にも太陽みたいな丸いのが写ってますが
あれはゴムひもなどを通すただの「穴」。
例によってPCの方は写真クリックで大きくなります。



(*)濃い下敷き
中には赤い、赤外線をよく通しそうな下敷きで見てた女の子もいたっけw
教師にもそういった知識がなかったんだろうね。