** 新・コバッチョ日記+++☆ビュランの彫りはかぼそい
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ビュランの彫りはかぼそい
今日は女の子もいないことだし、
目の保養に行ってきました。
といってもナイスなバディのデリ嬢呼んだわけではないですよ。
美術館です。

日和崎尊夫さんの作品展見に行ってきました。
氏とは面識ないですが、
氏の元カノと版画仲間は良く存じています。
なのでいろいろと話しは聞いてたので
どんな作品やろうと興味津々だったわけですよ。
そりゃあ挿絵になったものや喫茶店なんかに
飾られてる作品をちょこちょこ見たことはありますが、
まとめてデーンと、それも年代を追って
見れるチャンスなんてめったにないですからね。

県民の税金で買い上げた美術品を
その主人公たる県民が見るのに金がいる。
そのおかしさはまぁ横に置いといて、
見てきました。

スゴイですねえ。
あんな堅ったい木を彫刻刀で彫ること自体驚きですが、
それがまた緻密なことってないです。
僕なんかマジック渡されて書いてみろって言われても
とてもじゃないが書けません。それをねぇ・・・
彫るんですから。しかも堅い木を。

1969年の作品が多かったこともあるけど
その辺の作品が充実してるように感じました。
木口木版を独学で学び技法も上達し、
よって勢いもあり最も充実した時期だったんでしょうね。
展示されてた中で一番好きな作品はコレです。

20120424.jpg

「像」と名付けられてました。
いくらくらいするのかな?と思いネット検索してみるに
某画廊サイトにあるにはあったんですが

「お問い合わせください」

でした(笑)
時価・・・ですねw
こういったものは見当もつかないのですが
別の作品がネットオークションで2万円で出されてたので
そんなものなのかな?
でも、画廊なんだからもっとするだろうな。

ところで、中学の授業で彫った手の彫刻が、
母校の玄関に飾られてます。
20人くらいのと一緒に、ですけど
僕もまんざらではないでしょ



タイトルは氏の

時の流れは早く、
ビュランの彫りはかぼそい。
だが、たとえこの星が微細なまばたきであれ、
けっしてその光を消してはならないー。


から拝借しました。
ビュランとは木口木版で使う道具で、彫刻刀みたいなものです。



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