** 新・コバッチョ日記+++☆路上スナップのススメ
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路上スナップのススメ
本屋さん行く暇がないし、
行ったところでどこにあるか捜すのもメンドイし、
また欲しい本は置いてないし、
衝動買いも恐いしで
最近はもっぱらAmazon購入です。
送料も無料だしね。

で、今日3冊来ました。

20110203.jpg

上から
「森山大道・路上スナップのススメ」
「音のない記憶」
「パンとペン」
です。

まずは「路上スナップのススメ」。
スナップ写真行に編集者(仲本剛)が同行し、森山氏の聞き語りを写真と一緒に構成した本で、文章は仲本氏。
撮りおろしの写真がふんだんに使われ、プチ写真集的にもなってます。

「もっとも大切なのは、欲望だね。撮る本人が、そのとき、その瞬間に抱えている欲望。それを持ってないと、見ることすら出来ないから。そこで見つけたものを、スナップするんだから。とある物体を撮りたくなる一瞬の欲望、女性をふと撮りたくなる欲望・・・欲望っていうのは本当に数限りなくあるはずなんだ。だから、自分自身が欲望に忠実な、欲望体となってスナップしないと、面白くもないし、そもそも意味がないんだよ」・・・P.9

「写真とはそもそも現実の複写でしかない」という認識の彼からすれば、写真にオリジナリティなど求め得るべくもないのだ。故に街角で見かけた、元々は他人の撮った写真であるポスターを複写することも、また、そうして撮った写真を発表することにも、なんの躊躇(ためら)いもない。コピーをリコピーしたに過ぎないからだ。
「本当なら、僕の写真集から©を外したいぐらい。ま、出版社的にはいろいろあるだろうから、簡単には出来ないかもしれないけれど。複写ご自由にということ?そう、そういうこと。だって所詮、コピーなんだから。鼻の穴膨らまして、オリジナリティだ、アートだって言ってるの聞くと『なぁに言ってるんだか・・・』と思うよ」・・・P.204

というあたりが、面白かったですね。
写真とは所詮「他人の権利」を無断でコピーしたものだから、己の権利ばかり主張するのはどうかな?というような意味合いの日記を以前書いたと思うんですが、まぁ、そういうことですw

今日はとりあえずここまで。
おやすみなさい。



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