** 新・コバッチョ日記+++☆そこに誰かいるのかね?
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そこに誰かいるのかね?
怪談話は夏の夜、と相場が決まっておりますが、
心底冷え切った昨夜、恐ろしいことがありました。

昨夜の出勤人数は3人。
事件のあったその時、かほちゃんはお仕事に入ってました。
僕が○○ちゃんを迎えて待機所に帰り
トイレトイレとトイレに駆け込もうとしましたが
開きません。
ノブを見ると赤色。
つまり使用中ですね。
人の気配はしなかったけど誰か入ってるのかな?
と思い我慢することに。

でも、しばらくしても一向に出てきません。
中で寝てるのか?
いやいや○○ちゃんはココにいるからそれはありえんやろ。
外で飛ばしてこようかとも思ったけど

「その年でそれはいかんやろ」

と○○ちゃんの非難の声が・・・

「誰か入ちゅうがかえ?誰も入る気配なかったで」

とこれまた○○ちゃん。

「けんど鍵がかかちゅうも。
僕らあが帰って来てからはないけど、
帰る前から入ちゅうがやない?」

と僕。
僕たちより少し前にタカシくんと雅ちゃんが
帰って来てるはずなんだけど、それならけっこう長い。
二人は二階だ。
ほんとに寝てるかも?
でも、中でフンバッてるんだったら声かけるの悪いし・・・

てなこと考えてたら電話が鳴って
雅ちゃんご予約のお客さんが
ホテルには着いたんだけど
清掃中でもう少し待ってほしいとのこと。

そのことを二階にいるタカシくん(あるいは雅ちゃん)に伝える。
ハーイという声の二重奏
二人ともいるのかよ
じゃ、トイレの中にいるのは誰だ?

そこに誰かいるのかね?

「いやぁ怖い。トイレに知らん人が入っちゅうがや」

怯える○○ちゃん。

「そんことあるかえ。出てくる時鍵部分に触り、
そのままドア閉めたき勝手に鍵がかかっただけよえ」

「けんどおばあちゃんちであったも」

「知らん人が勝手にトイレ使いゆったがか?」

「うん」

「そりゃだいぶ気負うちょったがやね。
それかトイレの神様よえ」

などと話しながら、
ドライバーで非常脱出口ならぬ
なんていうのか知らない部分を回しドアを開けると・・・



やあ!
そこに誰かいるのかね?
私の声が聞こえるなら頷いてくれたまえ
家には誰かいるのかね?
きみは気分が落ちこんでいるそうだが
私なら きみの苦しみを和らげ
また元通りに立ち直らせることができるのだ
さあ 気持ちを楽にして
まず きみの症状を知りたい
基本的な事実だけでいい
どこが痛むのか教えてくれたまえ

痛みはまるでないのです
あなたがどんどん遠のいていきます
水平線あたりに見える船の蒸気のように
波の間に間に近づいてくるあなたが見えます
あなたの唇が動いても
何をいっているのかは聞こえません
幼い頃 僕はいつも熱がありました
僕の両手はまるで2個の風船のようでした
今もちょうどあの頃と同じ気分です
うまく説明できないのです
きっと分かってもらえないでしょう
いつもの僕とはどこか違うのです
麻痺した状態がとても心地良いのです

それでは
少しチクリとしますよ
これでもう大声で叫ぶことはなくなります
少し虚脱状態になるかも知れませんがね
さあ 立てますか?
効果があったようですね 素晴らしい!
これで ショウが終わるまで
あなたは持ちこたえられるでしょう
さあ そろそろ出番ですよ

痛みはまるでないのです
あなたがどんどん遠のいていきます
水平線あたりに見える船の蒸気のように
波の間に間に近づいてくるあなたが見えます
あなたの唇が動いても
何をいっているのかは聞こえません
幼い頃
僕は視界の隅っこに
一瞬のうちに消える幻を見てました
振り返ってみると
その幻は消えてしまうのでした
それがどんなものだったか
もうはっきりとは思い出せません
幼かった僕も大人になり
夢も消えてしまいました
今の僕には
麻痺した状態がとても心地良いのです

Pink Floyd / Comfortably Numb
訳詞:山本安見


Pink Floyd / Comfortably Numb 携帯版

ではみなさん、今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
良いお年を~


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