** 新・コバッチョ日記+++☆今年も始まりました
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今年も始まりました
くぅちゃんが14時予定だったので、
今日から始まった「13eyes」という写真展に行ってきました。
高知のプロ集団の年に一度のグループ展で今年が4回目。
この日記でも過去2度ほど紹介してると思います。

4度目ともなればなかなか小慣れたもんで、
全体的なまとまりも良く、文句言いの私にも
さすがに言うべきことはありませんw
とは言いながら少しだけ・・・

今年の共通テーマ作品は「幸せな時間」。
一番良かったのはエノケン・・・
もといエヌケンさんの作品。
まあ、これは何を持って「幸せ」な時間と感じるかで
評価も分かれることだろうけど、
作者の意図とは関係なく

青い夜に海を見ながらボ~ッとしたいな、

と常日頃思ってるから高評価になったのでしょう(笑)
プリントも非常に綺麗だったので

「オマエ、自分のだけ(*1)気合入れてしたろう」

と冗談言ったら真顔で

「そんなことないない」

と返ってきました。

家族との時間を「幸せ」と感じた作者もいました。
こういう感性、もう遠い過去のものとなってしまった方も
読者の中にはおられるんじゃないでしょうか?
え?オマエが言うな・・・って?
スミマセン(m_m)

独り身らしき方(*2)は他人のデートシーンをパチリと
他人の「幸せ」を盗み撮りするのが
「自分」にとってのシアワセな時間だとしたら変態チックですが、
作者は僕なんかと違いいたって真面目で、
与えられた課題には真摯に取り組む方ですので
決してそういう趣味はお持ちじゃありません、念のため

仕事を終え、酒を飲む時間に「幸せ」を感じる方二人。
おひと方は私の好きなジム・ビームを愛飲されてるようですが
写真は作りすぎ。ジム・ビームのCMかと思いました。
だから仕事の延長で、緊張の持続を感じ
「幸せ」は伝わってきませんでした。
ひょっとしたら仕事をしてる時が一番幸せなのかもしれません。
それに、ライカのカメラも嫌味ですw

もう一人のほうが素で撮ってるようで
「ホッとくつろぐ時間」という「幸せ」を感じました(*3)。
こういった写真であまりにも作りすぎたのは
臨場感に欠け面白くないですね。
たとえ「作った」としても、
それを感じさせないようでなくてはダメやと思います。

各自が好きなモノを撮る「自由」作品は
仕事の延長上の写真も何点かあるんだけど
その内のブツ撮りと水中写真。
この2点はさすがプロって感じで良かったです。
CDジャケットの仕事撮りもあったけど、
モデル(つまりはミュージシャン)に、
写されるほどの個性がないのか
カメラマンのセンスのなさか、
はたまた写真を選んだ者の審美眼のなさか、
なんか、軽~くて面白くなかったです。
別に「重い」必要はないんだけど
被写体への「思い入れ」は必要だと思います。
「人間」を撮るときは特にね。

そんなこんなでここしばらくはやってるみたいなんで、
皆様も美術館に足を運ばれてはいかがでしょうか?



(*1)展示されてる写真の大部分(全部かも?)はエヌケンさんがプリントアウトされたものだそうです。
(*2)そうでなかったらゴメンナサイw
(*3)でも、もうひとつのテーマにも同じような写真がズラリ並んでいたのにはちょい食傷。



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