** 新・コバッチョ日記+++☆君子、見栄晴には近寄らず
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君子、見栄晴には近寄らず
本買いました。
「演劇実験室 天井桟敷の人々」って本です。

20100619.jpg

アマゾンで送料込み1264円。
古本ですが綺麗です。

天井桟敷に在籍してた人たちを
解散30年後に訪ね歩き聞き取りしてるんですが、
荒川健一って写真家が撮られてる「今」の彼らの写真がねえ、
なかなかいいんです。
後日売れっ子カメラマンとなった鋤田正義や
須田一政が撮った、当時の写真なんかもあります。

読んでて驚いたのが写真家の山崎博が同劇団出身だったこと。
山崎博といえば太陽を長時間露光で撮ったりして有名なんですが、
役者としてではなく舞台監督での参加らしいです。

あの頃はそういったアンダーグラウンドの劇なんかが流行った時代で、
天井桟敷や状況劇場なんかはアングラ界の寵児でしたね。
学校の同級生(といっても年齢は5歳は彼の方が上だったと思う)に小野寺という、
ジャズとか演劇が好きなヤツがいて
「走狗」という劇団の公演に連れてってもらったことがあるんですが、
真っ暗な舞台を屈んで足早に走りまわったり、
とつぜん舞台中央で仁王立ちして叫んでみたりと、
田舎から出て行ったばかりの僕には
何やってんだか、としか思えませんでした(笑)
その時は「走狗」という意味すら知らず、
知らないからよけいに分けが分からん状態だったんだろうと思います。
でも、そういったことを「分かった」フリをし、
「私って知的なのよ」ってな感じの鼻持ちならない女も大勢いましたね。
ま、そういう人には近づかない方がよろしいんじゃないでしょうか。


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