先日注文したDVDが来ましたので観てました。
「アデルの恋の物語」は映画で3度ほど観てましたが、
イザベル・アジャーニ18才での初主演映画、
う--------ん。神秘的な美しさですねえ。
見てるだけでもう、満足です。
アデルは旅立つ前、日記にこう記します
若い娘が古い世界を捨てー
海を渡って
新しい世界に行くのだ
恋人に会うために
18世紀半ば、船に乗って英仏海峡の島からカナダのハリファックス、そしてカリブ海のバルバドス島に男を追っかけて行くのだからその行動力は半端じゃありません。でもねえ、イザベル・アジャーニが若いし、日記にも「若い娘」って書いてるから実際の主人公も「若い」はずだと思いこんでたんですがホンマは33才くらいの時の話なんですよね。まあ、父親のヴィクトル・ユゴーにしても18才の小娘が、分けの分からん口先だけの借金男に海を渡って「会いに行く」ことを許すはずがないですよね。結婚にも反対してたんですから・・・。
なお、18才と33才の年齢の開きについてトリュフォー監督は「誰もそんなことは考えないだろうよ」と、答えただけだったそうです
それとですねえ、フランスからカナダってたいちゃあ遠いと思ってたんですが、よく考えるとそがに遠くないんですよね。いつも日本を中心とした地図ばかり見てますのでそれが頭の中にこびりつき、地球的視野での思考の妨げになってるようです。西洋を中心とした地図や地球儀で見ればなんのことはない。
ちなみに国連旗は、どこの国にも所有権のない「北極」を中心として描かれているそうです。だったらその「国連」を自国の所有物なんて考えないで下さいね、アメリカさん。
もうひとつの「革命戦士ゲバラ」は、ボリビア戦線でのゲバラにはちょい疑問符がつきました。まあ、描き方、見方次第で善人にもなれば悪人にもなるのが歴史の世界、いや人間なのですから仕方ない事なのでしょう。
死が どこで訪れようと構わない
我々の戦いの叫びが届けばー
また別の手が武器を取る
でも、それでもゲバラはかっこいい・・・
そうでしょう?マサイくん
二作とも「愛」の物語でした。
ひとつは「個」への偏執狂的な愛。
もう一作は「虐げられし人民」への包容的な愛。
その愛を向ける対象は天と地ほども違うけれど、
こと愛の深さにおいては違わない。
双方とも打算のいっさいない愛でした。
打算のある愛など、
決して「愛」と呼べる代物ではない・・・ですよね?
「アデルの恋の物語」は映画で3度ほど観てましたが、
イザベル・アジャーニ18才での初主演映画、
う--------ん。神秘的な美しさですねえ。
見てるだけでもう、満足です。
アデルは旅立つ前、日記にこう記します
若い娘が古い世界を捨てー
海を渡って
新しい世界に行くのだ
恋人に会うために
18世紀半ば、船に乗って英仏海峡の島からカナダのハリファックス、そしてカリブ海のバルバドス島に男を追っかけて行くのだからその行動力は半端じゃありません。でもねえ、イザベル・アジャーニが若いし、日記にも「若い娘」って書いてるから実際の主人公も「若い」はずだと思いこんでたんですがホンマは33才くらいの時の話なんですよね。まあ、父親のヴィクトル・ユゴーにしても18才の小娘が、分けの分からん口先だけの借金男に海を渡って「会いに行く」ことを許すはずがないですよね。結婚にも反対してたんですから・・・。
なお、18才と33才の年齢の開きについてトリュフォー監督は「誰もそんなことは考えないだろうよ」と、答えただけだったそうです

それとですねえ、フランスからカナダってたいちゃあ遠いと思ってたんですが、よく考えるとそがに遠くないんですよね。いつも日本を中心とした地図ばかり見てますのでそれが頭の中にこびりつき、地球的視野での思考の妨げになってるようです。西洋を中心とした地図や地球儀で見ればなんのことはない。
ちなみに国連旗は、どこの国にも所有権のない「北極」を中心として描かれているそうです。だったらその「国連」を自国の所有物なんて考えないで下さいね、アメリカさん。
もうひとつの「革命戦士ゲバラ」は、ボリビア戦線でのゲバラにはちょい疑問符がつきました。まあ、描き方、見方次第で善人にもなれば悪人にもなるのが歴史の世界、いや人間なのですから仕方ない事なのでしょう。
死が どこで訪れようと構わない
我々の戦いの叫びが届けばー
また別の手が武器を取る
でも、それでもゲバラはかっこいい・・・
そうでしょう?マサイくん
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二作とも「愛」の物語でした。
ひとつは「個」への偏執狂的な愛。
もう一作は「虐げられし人民」への包容的な愛。
その愛を向ける対象は天と地ほども違うけれど、
こと愛の深さにおいては違わない。
双方とも打算のいっさいない愛でした。
打算のある愛など、
決して「愛」と呼べる代物ではない・・・ですよね?
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