** 新・コバッチョ日記+++☆「ダイレクト感」は大事です。
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「ダイレクト感」は大事です。
新しい遊びを見つけたらそればっかの私ですw
なので今日もパノラマ。

20140618.jpg

我らが聖地、天神で撮ってまいりました。
同じ画面の左にベル、右にはキャッスル界隈が写ってます。
対岸から撮ったんじゃありません。
ちゃんと鏡川北岸がメインとして写っております。
iPhone5のパノラマ写真は240度写るようです。

でも、曇天だったせいか写真が若干暗いですね。
画面を明るくしたら空まで明るくなって飛んじゃうし、
さて、どうしたものか。

デジタル写真教室に通った方に聞きますと、
こういった場合、なげなわツールなんかで範囲指定し、
その部分を明るくしたり暗くしたりするように習うそうなんですが、
どうも僕はこのやり方が好きじゃない。

デジタル世代のお若い方には違和感はないだろうけど
アナログ世代で、手焼きプリント大好き人間の僕には
その作業に「ダイレクト感」みたいなものがなく、
やってて楽しくない。楽しくないことを
「趣味」にしてもしょうがないですよね。
趣味でする以上その行為自体を楽しまなきゃ。

でもフォトショップはよくできたもので
「おおい焼き」「焼き込み」ツールなんてものがあります。
だけども、おおい焼きぃーーー焼きこみぃーーーとか言いながら、
けっこう暗室気分出してやってはみたけど、
どうにも結果が思わしくない。

なんだか焼きこんだら軟調に、おおい焼きすれば
硬くなるような気がするんですよね。
ほんの少しだとそんなに分からないんだけど、
僕の場合、ガンガンするから(笑)

で、たどり着いたやり方が

オリジナル画像をコピーするなりし、
濃度や調子の違う画像を何種類か作り、
その必要な部分だけを使う・・・という方法。
必要でない部分は「投げなわ」ではなく
「消しゴム」ツールで消していきます。

この方法、いくら説明しても良くわからない、
という先輩がおいでるので実演です(笑)
まずオリジナル。

20140618b.jpg

今回はそれほど複雑なことはせず、
空を暗くし建物部分を明るくするだけなので
これのコピーを2枚作ります。

で、コピーの1枚の方で「空」部分を作ります。

20140618c.jpg

建物真っ黒だけどいいんです。
必要なのは「空」だけだから。
建物はあとで消します。

次にもう1枚のコピー画像で「建物」部分を作ります。

20140618d.jpg

そんなに明るくしてないです。
ほんの少しだけです。
明るさだけではなく、コントラストとかも調整します。

ここから本格的な作業に入っていくわけですが
「空」の部分を消すか「建物」部分を消すか、
そりゃ好みでやりゃいいです。
僕は「建物」部分を消した方が作業がやりやすいので
「空」部分の画像を「建物」部分の画像の上にもってきます。
逆は逆です・・・ん?w

20140618e.jpg

完全に消してもかまわない部分は
「不透明度」100%でじゃんじゃん消していきます。

20140618f.jpg

消す部分が空の方に近づいてきたら不透明度や
ブラシの直径、硬さを適時変更しながら消していきます。

20140618g.jpg

このくらいかな?

20140618h.jpg

この状態の時、
「空」レイヤーはこんな感じになってます。

20140618i.jpg

「空」部分の画像は残ってますが
「建物」部分は殆んど消えてます。
これを建物を完全に、カッツーンと消してしまいますと
貼り絵みたくなっちゃいますから微妙に建物部分も残しましょう。
また、建物部分上方に残る黒っぽい箇所が、
アナログ時代の「手焼き感」を思い起こさせますw

で、このやり方のいいとこは
空の部分にしろ建物部分にしろ、
あとから別々にいじれるってとこですね。
空をもう少し落としてみました。

20140618l.jpg

建物も若干暗くなってるのは
「空」部分で消した建物が完全に消えてなく、
うっすらと残っていたからです。
いわば建物部分にかけていたサングラスの濃度が
少しだけ上がったってとこかな?
それが不満なら「建物」画像を明るくするか、
「空」画像で消した建物部分を
もう少し消していくかすりゃいいです。

最後に、完成したパノラマと、
オリジナルを上下に配してみました。

20140618z2.jpg

複雑なのはこういったレイヤーを何枚も重ねて作ってます。
消しゴムツールで画像の上をなぞるさまが、
印画紙の上で両手を忙しく動かす手焼き時のおおい焼きみたく
「ダイレクト感」もあるし、Kさん、頑張ってくださいw







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