** 新・コバッチョ日記+++☆学校とは生きる力を身につけるところ
2ntブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
学校とは生きる力を身につけるところ
あの3人はいじめを否認するし、
校長や教育長も同様。
この期に及んで・・・と腹の立つことこのうえないんですが、
まったくあいつらには「良心の呵責」ってものがないのでしょうか?
私らこそ被害者と、逆に訴えるんじゃなかろうか?と危惧します。

それで思い出すのが「丸子実業バレー部員いじめ自殺事件」。

2005年12月6日、県立丸子実業高校1年で、
バレー部員だった高山裕太くんがバレー部内での
いじめを苦に自殺した事件なんですが、
丸子実業バレー部ってのはその前年、
2004年に全国大会第2位という強豪チームです。
そこでおこなわれたいじめ。

詳細は省きますが、裕太くんの死亡後母親が訴えると、
逆に、バレーボール部の顧問と部員・保護者30名が裕太くんの
母親に対して名誉毀損(*)だと逆提訴。

長野地裁の近藤ルミ子裁判長はいじめを明確に認定せず、
自殺との因果関係も判断せずに原告の訴えを棄却。
そして顧問と部員・保護者30名の逆提訴に関しては

高山さんが「平穏な私生活を違法に侵害した」として、
遺族である高山さんに対して、
顧問ら23人に1人あたり5千円から5万円、
計34万円の支払い命令。高山さん側の反訴を棄却。


これで終わらず
2009年6月、当時の校長が殺人容疑で告訴されるなどして
精神的な苦痛を受けたとして、母親と弁護士を相手取り、
600万円の損害賠償と新聞への謝罪広告、
ブログへの謝罪文掲載などを求めて提訴。

2011年1月14日、長野地裁上田支部の川口泰司裁判長は

「原告の社会的評価を低下させ、名誉を傷付けた」として、
母親と弁護士に計165万円の支払いと謝罪広告の掲載を命じた。

ウソやないです。事実です。
「丸子実業 いじめ」で検索するとたくさん出てきます。

考えられません。
判決も判決なら仮に、仮にですよ、
自分たちがたとえ「やってなく」ても
最愛の息子に自死された母親に向かって
「名誉毀損だ逆告訴だ」なんてことができますか?
僕にはできません。
ましてや「教育者」、しかも、いやしくも「校長」も、ですよ。
しかもしかもその校長は
「あいつらうまくやりやがったな」のように後から告訴。
教育する側がこれだから子どもが「いじめ」に走っても
なんの不思議もありませんね。

僕は自分の子供達には

「学校なんて、楽しくなけりゃ無理に行かんでもええぞ」

と常々言ってましたがどういうわけか行ってました。
勉強なんて、自分が心底「やりたい」と思った時すりゃあいいんです。
その方がずっと身につきます。

写真だって、

「撮る前にちゃんと基礎は覚えましょうね。
そこの君!まだカメラ持つのは早い早い」

なんてやるより、とにかく撮って

「なんでオレの写真はこんなんやろ?
あの人のような写真撮るにはどうすれば・・・」

と考えたほうが早いしずっと身につきます。
パソコンでもそうですが、使うか使わんか分からん
テクをチマチマチマチマ学んでからさぁ実践・・・・
では始める頃にはもうイヤになってます。


「学校って何?」

と問うた私に

「学校とは生きる力を身につけるところ」

と答えた谷脇常磐先生。
その言葉が、氏の言葉か拝借言葉か知らないけれど、
生きる力を得るはずのその学校で「死」を見つめる・・・
これ以上の悲しさはないですね。



(*)2006年10月31日、丸子実業バレーボール部の監督とその妻子、部員や保護者を含めた総勢30名が、裕太くんの母親に対して、ありもしないバレー部内でのいじめをでっちあげ悪評をばらまいたあげく、死後も抗議の電話などで監督や部員らに精神的な苦痛を与え、いじめがあったかのごとくマスコミに吹聴して名誉を傷つけたとして、3000万円の損害賠償を求めて、逆提訴。




コメント
この記事へのコメント
今回の大津市のいじめ事件でも、いじめた側の保護者が、警察の事情聴取で、うちの子が自殺したらどう責任とるんだと校長に逆ギレしたとか。
まったくおかしい!
2012/07/17(火) 12:50:52 | URL | ライオンマスク #-[ 編集]
市長は
因果関係を認めるもようですが、
3人の保護者たちは認めないんでしょうね。
プロレスごっこだって言ってるし。
その立場を、自分の保身に利用するような人間が
PTA会長になんかなったらダメだろ。
つうか、こんなPTA、こんな教育委員会、
こんな教師連中なら、学校なんてもう解体した方がいいですね。
2012/07/17(火) 23:58:43 | URL | コバッチョ #NqNw5XB.[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック