今日の晩飯は「もやしラーメン」。
元となるラーメンは「マルタイ棒ラーメン醤油とんこつ味」。
それに、豚肉・もやし・キャベツを炒めて放り込んだ。
博多の姫様推薦の即席ラーメンでもあるこのラーメンは、安くて美味い。
細いストレート麺がいい。
僕はストレート麺の、その潔さが好きだ。

ラーメンが茹で上がり丼に移す。
すでに炒めてあったもやし等の「具」を、その麺の上に乗せようとしたその時、
足音が聞こえてきた。
今日から「琉希・るい」と名乗り始めた「千の顔」・・・
じゃなかった「千の名」を持つ姫様の登場だ。
どういうわけかこの姫様、腹が減った僕が何かを食おうとすると姿を現す。
作っている時ではない。
今まさに食べようとするその時に登場するのだ。
おかげで僕は、イチバンおいしい出来上がりを食す機会を奪われてしまい、
彼女が食べてるお姿を指をくわえて見てなくてはならない。
特に今日のような麺類の時はツライ。

そしてこともあろうに批評を下すのだ。
今日の場合は

「この細い麺は何よ。細すぎる」

だった。が、

「豚肉はおいしいね」

と褒めることも忘れない。
彼女なりの処世術か（笑）。