** 新・コバッチョ日記+++☆"異端”の研究者たちは正義の味方(追記あり)
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"異端”の研究者たちは正義の味方(追記あり)
亡くなった作家の井上ひさしさんは、揮毫(きごう)を頼まれると、

むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに
ゆかいなことをまじめに書くこと


とよく記していたそうですが、
ここんとこテレビに出て解説してくれる学者さん、
僕にはちっとも分からない。
頭悪くてすみませんね。

でも、次のように言ってくれればよく分かるんですけどね・・・

プルトニウムが出た、
ということは原子炉のペレットが溶けたという証拠ですから、
その意味では、大変重要なことです。

私が、いちばん心配していることは原子炉が溶け落ちることです。
炉心と言っている部分ですけれども、
いってみれば燃料ペレットのことですね。

ただ、溶けたのは、まだ、ごく一部だと思っています。

その溶けた部分が大量になると、塊になって落下していく。
それをメルトダウンと言っているんですね。

そういうような状況になると、
最悪の場合は水蒸気爆発という爆発を起こします。

その水蒸気爆発が起きてしまうと、
原子炉圧力容器という圧力釜が破壊されてしまうと思います。


京大原子炉実験所の助教・小出裕章氏ですが、
事実を淡々と述べ、学者独特の専門用語もありません。
テレビの前にいるのは原子力に関してはド素人が殆んどです。
そんなアタシ等に専門用語連発で難しいこと言われてもサッパリですワ。
井上ひさしじゃありませんが「難しいことはやさしく」言ってくれなきゃね。
難しいことを難しく言うのは知られたらマズイからなのかなぁ~
なんて、勘ぐっちゃいますよね。

で、その小出助教が勤務してる京都大学原子炉実験所の
研究者たちを追った番組が以下です。題して

「なぜ警告を続けるのか~京大原子炉実験所・"異端”の研究者たち~」

彼らは原子力をやめるために役に立つ研究をしている原子力の専門家です。
国の方針に逆らってる「公務員」ですから出世は見込めず、
59歳にもなってまだ「助教」です。
大学に進学した頃は原子力こそ未来のエネルギーだという
確信を持っていたようですが
すぐにその間違いに気づき「転向」した人たちです。
ですからテレビで重宝され「安全だ安全だどうってことない」と
くっちゃべってる学者さんたちとは対極にいる学者ですね。
自分の出世や金のこと考えたら「原子力go!go!」の方がずっと得です。
それが国の方針であるわけですから。

でも、何事もそうですが、それを言うことによって
誰を利するのか?を考えたとき、
得にもならないことを己の信念にしたがって
やってる方の言う方に真実味があると僕は思います。
いつもいつも携帯の方、ゴメンナサイ(m_m)



最後のほうで、推進派の方と小出氏の討論がありますが、
小出氏は「原発を全てなくしても、水力・火力発電で十分やっていける」と断言しています。

なお、この番組を放送した毎日放送は関西電力からCMを引き揚げられ、
安全教育を強要され­たそうです。
あらあら、こういうのをケツの穴がコンマイと言うんでしょうね。




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