** 新・コバッチョ日記+++☆「権利」を主張する人間が「他人」の権利には無頓着な話
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「権利」を主張する人間が「他人」の権利には無頓着な話
今朝の高知新聞に、おりょうの切手が発売中止になったと出てましたね。
同紙のwebページには載ってないみたいなので
産経新聞のwebページから転載です。

郵便局会社近畿支社(大阪市)は21日、京都市内の郵便局で販売していたオリジナルフレーム切手「龍馬が駆け抜けた町 京都・伏見」の写真が所有者の使用許可を得ていないとの指摘を受け、販売を中止した。

切手は坂本竜馬や妻おりょうの写真をカラーにした80円切手で10枚シート。神戸市の印刷会社が企画、製作し、8日から1セット1200円で発売したが、13日に匿名で「おりょうの写真は無断転用ではないか」と近畿支社に電話があったという。

切手に使用された写真は東京都の古写真研究家の井桜直美さん(45)が所有しているものとそっくりで、近畿支社は「版権は印刷会社にあると考えている」としながらも「販売をいったん見合わせ、権利関係を調べた上で、販売を再開するかどうか検討する」としている。


無断転用だなんて言われても、
こんな写真あちこちで見かけるので
「権利」の存在すら知りませんでした。
何の権利になるんでしょうね?
肖像権や著作権はもちろん喪失してるだろうから、
使用権?所有権?

で、思い出しました。
昔々、もいっちょう「むかし」を付けてもいいかよくないかくらいの昔、
某カメラマンが沖ノ島に取材に行きました。
今日くらい暑い夏の日でした。
取材は夏だけどその写真が陽の目をみるのは翌年の春。
つまり1年通して取材し、翌年発行の情報誌だったのです。
彼に仕事を発注している会社のデザイナー氏が同行し、
磯で、シュノーケルや集めてきた貝殻を、
ああでもないこうでもないと並べ、
やっとなっとくいったのか「じゃこれを撮ってください」と、
そのカメラマンに撮ってもらいました。
で、その年の暑い夏は終りましたが話は終りません。
これからが本番です

秋口だったでしょうか、
先のデザイン会社とはまったく関係ない印刷会社の営業が、
来年のカレンダー用に夏のいい写真がないか
くだんのカメラマンの元を訪ねました。

「あるよ」

軽く答え、
出してきた写真は過ぎ去りし夏に沖ノ島で撮った例の写真。
デザイン会社には渡さずまだ彼の手元にあったようです。

で、カレンダーはメデタクできました。
しかし、そのカレンダーを見たデザイン会社のデザイナー氏が
血相変えて飛んできました。

あれは情報誌のために撮ってもらった写真じゃないか・・・
なんたらかんたらと議論になったようですが詳細はもう忘れました。
で、議論噛み合わず。
諦めたか法的手段に訴える決意をしたのか
デザイナー氏は帰って行きました。
デザイナー氏が帰った後、
くだんのカメラマンがアシスタントに発した言葉

「あいつはなんちゃあ知らん。著作権はオレにある」

えぇ~、
1枚の写真には「肖像権・著作権・使用権」とありまして・・・
なんてこと、写真学校で習う初歩の初歩です。
落ちこぼれの私でさえ覚えています。
学校の成績は優秀だったらしい彼が知らないはずはないんですが、
自信のある方は全てが自分中心に動いてると思ってるのかもしれません。

旅費や滞在費も含め、撮影諸般を全て自分が行ったのであれば
肖像権はともかく「使用権」もカメラマン側に存在するでしょう。
でも、諸費用は発注者持ち、いろんな材料を並べたのもデザイナー氏。
何も無い場所に「撮影素材」を作ったのはカメラマンではなくデザイナーなのです。
つまりは砂浜に、撮影のために「絵」を描いたのと同じことです。

高知の美術館に所蔵されてるシャガールの版画を複写しても、
その写真をカメラマンが勝手に使っちゃいけないことは自明の理。
撮影の前段階で「版権は美術館に属します」なんて
書類にサインしてなくとも使っちゃいけません。
「シャガールはダメだよそりゃあ。でも並べたのは名もないデザイナーじゃねえか」
なんて思ってたとしたら、そんなヤツに「権利」を語ってほしくないですね。

でもこういう大先生が数多くの仕事をしているのもまた事実(笑)



今日はおでんを作りました、夏なのにw
ちょい風変わりなレシピを見つけたんで作ってみたくなったのです。
風変わりというのは「オイスターソース」を使うんです。

不味そう 臭そう

と思うでしょう。
それがおいしいんですよ。
オイスターソースの匂いもまったく気になりません。
くぅちゃんなんかお仕事終り

「さぁ食べるでぇ~」

と取り出したお皿はビスケット一デカイ皿。
ビスケNo.1といってもそこは待機所、
直径20cmなんですがおでんを食うには大きい。
いっちょ下の16センチ皿で十分ではないかと思い

「それで食うがかえ?」

と聞くと

「いかん?」

「まあ、かまんけんど・・・」

ということで食らいついてました。
エリンギも遊びに来てて食べたので、
撮影する前に殆んどなくなってしまい今回写真はなしです。


調味料
水・・・・・・・・・・2~3000cc
オイスターソース・・・大さじ2
ほんだし・・・・・・・適量
塩・・・・・・・・・・大さじ1

ちなみに僕は水2000cc、マルシマ醤油のだしの素20g使用で作りました。

作り方
お湯が湧いてきたらオイスターソース・だしの素・塩を入れ、味を調整する。
後は、おでん種を入れて沸騰しないように煮こめばできあがり。

たったこれだけです。注意点としては
醤油は味が変わるので入れない方がいいらしく、
沸騰するとつゆが濁るので弱火で決して沸騰させないようにとのこと。
レシピ考案者は電磁調理器で沸騰させないようにして煮込んでるそうです。
もちろん大根を下茹でしたり、味の染み込みにくい種から入れるのは同じです。
これだけでホンマおいしいおでんができます。

練り物が倍近く膨れ上がることに驚きました。
鍋をはみ出しちゃったり大変でしたけどその練り物、
紀文のHPによると煮こむ時間は20分もあれば上等らしいです。
染み込ませちゃおとあまり長時間煮こむと失敗のもと。
練り物のおいしいところが全部出汁の中に流れ出ちゃって
いいことは一つもないそうです。



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