今日もけっこう早めに終わりました。
早く終わったいっても別にヒマだったわけではなく、みんなそこそこいきましたよ。
深夜族の○○ちゃんがいない日は、わりと早い上がりなんです

ところで、台風来てますねえ。
このままいくと明後日、つまりポッキリデイの日に直撃、となりそうです。
女の子からも「どうするが？」とか聞かれましたけど、考えてもなかったです。
台風が来ようが槍が降ろうが、普通に営業する気でいました。
自営業というか、自由業を長年やってますと"休み"なんて概念がなくなっちゃうんですよ。
仕事のない日が"休み"みたいなものなんです。
1年365日、1日24時間全てが仕事体制。
する気がない時は電話に出なけりゃいいだけです。
今は幸いなことにかかって来た相手が分かりますので、出たくない時は居留守です。
じゃあ、てめえがしたくない時が"休み"じゃねえか、と言われちゃいますと
「まぁまぁまぁ、ゆとりを持ちましょうよ、人生」としか言いようがないんですけど^^;

とにかく、台風が来ようがキングギドラが暴れようがポッキリデイは行います。
女の子の出勤が少なかったらゴメンナサイですが。

話は変わりますが、淡路阪神大震災の翌日、
日本将棋連盟のA級戦だったか何戦だったか忘れましたが、
兎に角、恒例の定例戦があったそうなんです。
対戦は谷川氏と米長氏。

本来は○○何段とか○○名人とか書かなきゃいけないんでしょうけど、
当時の肩書きを忘れちゃったので「氏」に統一しました、ゴメンナサイ。

で、谷川氏は神戸在住だったんですよね。
震災地のまっただ中。
これは対局は無理だろうとみんな思ったそうです。
それ以前に、生死すりゃ分かりゃぁしない。
こういった時は、いくらプロ棋士といえども対局を延期できるそうなんです。
が、二人の対局を担当する連盟の担当者に、谷川氏からかかってきた電話は

「私は生きている」

たったこれだけだったそうです。
無論、「対局は予定通り行うぞ」という意志が、
言外に込められていることは明白です。

対局当日。
神戸を妻の車に乗って出発した谷川氏は途中で車を捨て、
それからどうしたかは忘れましたが、
最終的には歩いて大阪の対局場にたどり着いたそうです。
要した時間は10時間。
もちろん対局時間には間に合ってます。

肩で風を切って歩き、いくら喧嘩が強くても、イザという時に逃げる男より、こういった人間を「カッコイイ」と、僕は思います。

PS:対局の結果は谷川氏が勝ってます。

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