年内納品がたくさんありまして・・・
というのも僕がここまで引っ張ってきてるのが一番悪いのですが
いいお客さんに恵まれて幸せでございます

ところで、やっぱりくぅちゃんですねえ・・・
面白いのは。

ドラム缶に入れて転がしてみたい感じやわぁ

って、いったいどんな感じなんでしょう？
いや、なに、ワイワイへの書き込みです。
時が時なら不謹慎な書き込みになるんでしょうけど、
くぅちゃんですからね。

で、そのお客さんからの帰り道、とある建造物を見て

「いや、あのビル、凄い」

と、また彼女の「スゴイ凄い」が始まりました。
何が凄いかといいますと

「あのビル窓がない。あんな窓がないビル初めて見た」

とのこと。
左手前方に確かに窓のない「ビル」が建っておりました。

「くぅちゃんねえ、あの建物はタワーパーキングなが。
　立体駐車場やき窓らぁいらんが」

「あ、ほんまや駐車場や。ああ、ここやったがや。
　入れたことあるけど反対から来たき分からんかった」

と、場所の判断がやっとできたようです。
極度の方向音痴ですからそれは許しましょう。
でも、それで終わらずくぅちゃんの不思議は続きます。

「けんどあのビル恐いちや」

まだ「ビル」という呼称に拘ってるあたりさすがです。

「なにが恐いがよ。霊感でも感じるかえ」

「ツルっとしちゅうき」

確かに窓がない分外壁は平面的です。
ツルっとしてると言えなくもないです。
でも

「ツルっとしちゅったら何が恐いがよ」

と聞きますに

「上から落ちたら掴むところがない。
　こう、スルっといく」

まるで殻を剥いたゆで卵みたいに滑らかな外壁のビルを想像しちゃいます。
しかも窓も無い駐車場の上から落ちるなんて考えられませんから
呆れ気味に私は続けて聞きます。

「で、窓があったら恐くないとでも言うが？」

「そぉ。窓があったら落ちてもこぉ、ガシっと」

左手で、窓枠をガシっと掴むジェスチャー付きで答える
スパイダーマンくぅちゃんでした。

お疲れさまです～