** 新・コバッチョ日記+++☆空色のクレヨン
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空色のクレヨン

恋人よ 僕は旅立つ
東へと 向う列車で
はなやいだ街で 君への贈りもの
探す 探すつもりだ

いいえ あなた私は
欲しいものはないのよ
ただ都会の絵の具に
染まらないで帰って 染まらないで帰って

恋人よ 半年が過ぎ
逢えないが 泣かないでくれ
都会で流行の 指輪を送るよ
君に 君に似合うはずだ

いいえ 星のダイヤも
海に眠る真珠も
きっとあなたのキスほど
きらめくはずないもの きらめくはずないもの

恋人よ いまも素顔で
口紅も つけないままか
見間違うような スーツ着たぼくの
写真 写真を見てくれ

いいえ 草にねころぶ
あなたが好きだったの
でも木枯しのビル街
からだに気をつけてね からだに気をつけてね

恋人よ 君を忘れて
変わってく ぼくを許して
毎日 愉快に過す街角
ぼくは ぼくは帰れない

あなた 最後のわがまま
贈りものをねだるわ
ねえ 涙拭く木綿の
ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい



木綿のハンカチーフ、詩が抜群にいいですよね。
松本隆はやっぱ天才や・・・
と、僕ら仲間内ではそうなってますw
御本家の太田裕美さんです。



1975年末の発売です。
それから5年後・・・



哀しみの裏側に何があるの?
涙さえも氷りつく白い氷原
誰でも心に冬を
かくしてると言うけど
あなた以上冷ややかな人はいない

君の手紙読み終えて切手を見た
スタンプにはロシア語の小さな文字
独りで決めた別れを
責める言葉探して
不意に北の空を追う

※伝えておくれ
十二月の旅人よ
いつ……いつまでも待っていると※

この線路の向うには何があるの?
雪に迷う トナカイの哀しい瞳
答えを出さない人に
連いてゆくのに疲れて
行き先さえ無い明日に飛び乗ったの

ぼくは照れて愛という言葉が言えず
君は近視まなざしを読みとれない
疑うことを覚えて
人は生きてゆくなら
不意に愛の意味を知る

(※くり返し)



「さらばシベリア鉄道」、
これも作詞は松本隆ですが、

誰でも心に冬をかくしてる

行き先さえ無い明日


このあたりの表現がもう最高ですね。
で、オマケに2012年、
おばさんになってしまった太田裕美さん・・・w




とっくに引退してるのかと思ってたけど、
透き通った伸びのある歌声に
余裕(貫禄?w)がプラスされ、
まだまだ魅了してくれます。

「木綿のハンカチーフ」のギターは鈴木茂で
「さらばシベリア鉄道」の作曲は大滝詠一・・・・とくれば

「はっぴいえんど」の曲ではこれが好きです。



空いろのクレヨンで きみを描いたんです
そっぽ向いた 真昼の遊園地で
花模様のドレスが とてもよく似合うんで
ぼくのポケットに 入りきらないんです
ぼくはきっと 風邪をひいてるんです

きみの瞳の中で 雲が急に雪崩れると
表通りは ブランコのように揺れるんです
画用紙の中のきみは とても綺麗すぎるんで
透き通った冬に 帰ってしまうんです
ぼくはきっと 風邪をひいてるんです





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